新築入居前にやることリスト|必要な手続きや引っ越し前の準備も紹介

この記事では、新築の入居前にやることをリスト化して紹介していきます。

新築入居前にはやっておくべきことがあるため、忘れないようにリスト化しておくことが重要です。新居への入居を控えている人は、ぜひこの記事を最後までお読みください。

【この記事でわかること】

● 新築入居前にやっておくべきこと

● 新築入居前の手続き

● 新築引っ越し前の準備

そもそも新築入居前の事前準備を実施するメリットとは?

新築入居前の事前準備は引っ越し後にも実施できますが、事前に準備しておくと以下のようなメリットがあります。

  • 生活する上で想定される傷・汚れ防止につながる
  • 引っ越し後の片付け・掃除がラクになる
  • 原状回復の証明になる(賃貸の場合)

上記3点について、順番に見ていきましょう。

生活する上で想定される傷・汚れ防止につながる

新築入居前の事前準備を実施することで、生活する上で想定される傷・汚れ防止につながります。

例えば、入居前に家具や家電の配置を決めておくことで、生活動線をイメージでき、生活する上で傷や汚れがつきそうな部分を事前に把握できます。

つまり、新築入居前に準備できることを進めることは、気分良く新生活をスタートするためにも、必要といえます。

引っ越し後の片付け・掃除がラクになる

新築入居前の事前準備によって、引っ越し後の片付け・掃除がラクになります。

家電や家具の配置だけでなく、必要書類などをまとめておくことで市役所の手続きに手間取ることがなくなります。

また、配線をまとめておくグッズを事前に用意し、引っ越したタイミングで設置することで、掃除がしやすい環境を整えられます。

このように、引っ越した後の状況をイメージし準備しておくことは、スムーズに新生活をスタートできるというメリットがあります。

原状回復の証明になる(賃貸の場合)

賃貸の場合、新築入居前の事前準備を入念にしていることで、退去時の原状回復の証明につながります。

入居前に鍵を入手できるのであればまず部屋中を確認し、傷や汚れがあれば証拠として撮影することが重要です。

こうすることで、退去時の原状回復で揉めることがなくなり、トラブル防止に役立ちます。

新築入居前にやることリスト

この章では、新築入居前にやっておくべきことをリスト化し、解説します。それぞれの項目で複数のやるべきことがあるため、新居入居前に漏れなく実施するための参考にしてください。

  • お風呂
  • キッチン
  • トイレ
  • 壁・床
  • 害虫・害獣対策
  • その他のやることリスト

順番に見ていきましょう。

お風呂

お風呂でやっておくべきことは、以下の通りです。

やること 詳細
鏡のコーティング 曇り止め、水アカ対策
浴槽のコーティング 水アカ対策
排水溝のゴミ受け設置 ゴミ詰まり対策
換気扇ネットの設置 換気扇の掃除効率化
壁・床への防カビ剤塗布 カビ対策

お風呂は湿気が多いため、使用する前にしっかり対策しておくことが重要です。特に、鏡や浴槽は水アカを落としにくいため、コーティングすることで掃除の手間を省けます。

また、壁や床への防カビ剤塗布や排水溝のゴミ受け設置についても、キレイなお風呂場を維持する上で重要といえます。

キッチン

キッチンでやっておくべきことは、以下の通りです。

やること 詳細
換気扇ネットの設置 換気扇の掃除効率化
コンロの油カバー設置 コンロの掃除効率化
ヌメリ取り設置 排水溝の臭い防止

キッチンは長年使用すると油が固まり、掃除が困難になる上に臭いがするため、こまめに掃除する必要があります。

換気扇とコンロにネットや油カバーを設置することで、簡単に掃除できます。さらに、シンクにヌメリ取りを設置するだけで排水溝をキレイにしてくれるため便利です。

トイレ

トイレでやっておくべきことは、以下の通りです。

やること 詳細
便座カバー設置 おしゃれな空間にでき、掃除が効率化
換気扇カバー設置 換気扇の掃除が効率化
便器のコーティング 便器の掃除が効率化

トイレは閉鎖的で臭いがこもりやすい空間のため、掃除しやすくする事前準備が重要です。

そこで、便座カバーを設置し、汚れた際にはすぐに洗えるように準備しましょう。この際には、さまざまなタイプの便座カバーを用意しておくことで、トイレの雰囲気を気分で変えられます。

また、換気扇のカバーや便器のコーティングを実施することで、掃除の工数を大きく下げられる効果があります。

壁・床

壁・床でやっておくべきことは、以下の通りです。

やること 詳細
掃除 水拭き+空拭き
コーティング(床のみ) 傷と汚れ対策
マット設置 家具や家電による傷防止

壁と床については日常的に手足が触れる場所になるため、事前にしっかり掃除しておくことで衛生的な環境になります。

また、生活する上での傷や汚れを防ぐためにも、床のコーティングや家具・家電の下にマットを設置するのがおすすめです。

害虫・害獣対策

害虫・害獣対策でやっておくべきことは、以下の通りです。

やること 詳細
エアコンキャップ設置 虫の侵入防止
屋内用虫よけ散布 室内の害虫駆除
屋外用虫よけ散布 屋外の害虫駆除
コウモリ避けネット設置 害獣対策

新築は完成した直後に入居する場合を除き、一定期間空き家になります。そのタイミングで害虫や害獣が侵入することも珍しくありません。

そこで、なるべく早い段階でエアコンや換気扇にキャップやネットを設置し、害虫や害獣が侵入しないよう対策する必要があります。

また、霧状の散布剤や粉上の散布剤を使い、屋内外の虫を駆除しておくことも、快適に生活する上で重要といえます。

その他のやることリスト

その他にも、新築入居前には次に挙げる項目をやっておくのがおすすめです。

やること 詳細
家電、家具の転倒防止 地震対策
耐震ラッチの設置 地震対策
家屋内の傷、汚れチェック 施工不良確認

上記で紹介した以外にも、地震で家電家具が転倒しないよう工夫をしたり、食器棚の中身が飛び出さないよう耐震ラッチを設置したりすることは、新築入居前にやっておくべきです。

また、入居前にある傷や汚れについては建築会社が補修してくれるため、事前に全ての部屋をチェックすることをおすすめします。

新築入居前の必要な手続き

新築入居前にやっておくとラクになる手続きがあり、時間を見つけて実施しておくことがおすすめといえます。

そこで、ここでは新築入居前にやっておいたほうがよい手続きについて、解説します。

  • ライフラインの切り替え
  • 住所変更手続き
  • 住民票の移動手続き
  • 郵便物の移送手続き
  • 転校手続き

順番に見ていきましょう。

ライフラインの切り替え

電気やガス、水道の使用者変更や所有者変更手続きは、入居前にしておきましょう。そうすることで余計なトラブルを防げます。

特に、ガスは現地立会が必要となるため、早めに日程調整する必要があります。

住所変更手続き

ライフラインだけでなく、インターネットやクレジットカードの郵送先などについては、なるべく早い段階で住所変更しておくことがおすすめです。

なぜなら、後になればなるほど変更するのに手間がかかってしまうからです。そのため、住所変更手続きは時間を作って一気に終わらせるのがポイントです。

住民票の移動手続き

マイナンバーの手続きや住宅ローン控除などを受けるためには、住民票が新築と合致していることが前提です。

また、住民票を移動させるためには、これまで住んでいた自治体と引っ越し先の自治体でそれぞれ転出・転入届を出す必要があるため、注意が必要です。

郵便物の移送手続き

郵便物の転送手続きは郵便局で行い、届けた日から1年間転送してくれます。

ただし、裁判員制度の通知など公的な書類は転送されずに旧住所に届いてしまうこともあります。そのため、確実に郵便物を届けるのであれば、住民票の移動も含めた住所変更手続きをしておくべきといえます。

転校手続き

転校手続きは学校や市役所など、複数の場所に連絡する必要があります。

また、平日にしかできないステップも多くあります。そのため、効率良く対処できるよう管轄の場所は事前に調べておくのが大切です。

新築の引っ越し前のやることリスト

新築入居前の準備が整い、引っ越しする時期が決まれば次に挙げるポイントをやっておくことをおすすめします。

  • 引っ越しが決まったらすぐにやること
  • 引っ越しの1週間前にやること
  • 引っ越しの前日までにやること

引っ越しが決まったらすぐにやること

引っ越しすることが決まれば、以下に挙げることをやっておくことがおすすめです。

やること 詳細
引っ越し業者選定 引っ越し業者から見積をもらい、決定する
不用品整理 家屋内の荷物をまとめ、断捨離する
家具と家電の購入と配置決め 新居に配置する家具と家電を選定し、配置を決める

引っ越しが決まれば、すぐに引っ越し業者に見積を依頼することが重要です。なぜなら、引っ越しは時期によって価格が異なり、相場が大きく変動するからです。

また、荷物の量によっても引っ越し費用は変動するので、不用品を整理しておくこともおすすめです。

なお、引っ越し業者が決まれば家具と家電を準備し、どのように配置するのかを決めます。

こうすることで引っ越し後の片付けがスムーズになり、効率良く新生活をスタートできます。

引っ越しの1週間前にやること

引っ越しの1週間前には、以下に挙げることをやっておくことがおすすめです。

やること 詳細
インターネット変更の手続き プロバイダーに連絡し、住所変更する
火災保険、地震保険加入 保険会社に入居タイミングを通達する
荷物をまとめる 荷解きしやすい梱包でまとめる

引っ越し1週間前までには、インターネットの変更手続きをしておく必要があります。

この手続きも引っ越しと同様、時期によって費用が変動します。場合によっては、1ヶ月以上変更できないケースもあるので注意が必要です。

また、入居が決まれば火災保険や地震保険に加入しタイミングを通達します。

引っ越しの前日までにやること

引っ越しの前日までには、次に挙げることをやっておくのがおすすめです。

やること 詳細
通勤、通学ルートの確認 最適なルートの確認
家電、家具配置の最終チェック 効率良く引っ越しを完了させるためのチェック
挨拶の準備 近所に挨拶する際の粗品準備

引っ越し前日までには新居からの通勤、通学ルートを確認し、最適なルートを把握しておく必要があります。

これ以外にも、家屋内で家電と家具の配置を最終チェックし、近隣住民に挨拶する粗品に漏れがないかも確認すべきです。

新築入居前の準備で役立つアイテム

ここでは、新築入居前の準備で役立つアイテムを紹介します。そのアイテムも手軽に入手できるため、事前に用意しておくことをおすすめします。

  • マスキングテープ
  • 保護シート
  • シール剥がし剤
  • コーティング剤・ワックス
  • ワイパー

順番に見ていきましょう。

マスキングテープ

コーティングのつなぎ目などは傷や汚れがつきやすいため、新生活をスタートさせる前にマスキングテープを貼り、対策しておきましょう。

また、家屋内の引渡し前チェックでも、傷や汚れのある場所に貼り、建築会社の補修箇所として目印にすることも可能です。

このように、マスキングテープは色々と使い道があるため、便利なグッズといえます。

保護シート

傷をつけないように、保護シートを用意するのもおすすめです。食器棚や靴箱などは出し入れが多く、傷がつきやすい場所です。

保護シートを貼ることで、食器や靴によって棚が傷つかないよう防止できます。

シール剥がし剤

新築入居前の準備では、シール剥がし剤も用意しておきましょう。家電や家具に貼られているシールをうまく剥がせず、跡になってしまうという失敗事例もあります。

このようなことにならないためにも、シール剥がし剤は必ず準備しておくべきグッズです。

コーティング剤・ワックス

床をコーティングするために、コーティング剤・ワックスを用意することをおすすめします。

フローリングをコーティングすることで、キレイな床を長期間保持できます。

また、家電や家具を置いてしまうとコーティングすることが難しくなるため、入居前に実施するのがおすすめです。

ワイパー

シートタイプのワイパーは床を傷つけずに掃除できるため、用意しておくべきグッズです。

新築入居前の掃除だけでなく日常的な掃除にも使用するオーナーが多く、自分に合ったワイパーを探すこともおすすめといえます。

新築入居前のやることリストをまとめておこう

新築入居前には多くのやっておくべきことがあるため、漏れがないようリスト化しておくことがおすすめです。

アイフルホームでは、家づくりのプランだけでなく、新築入居前にやっておくべきことや手続きについてもお客様に寄り添いながらアドバイスしています。

そのため、新生活をスムーズにスタートさせたい人は、ぜひアイフルホームへご相談ください。

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